真冬でも常夏の様な暖房の気温設定をしているお宅がある
時々、極寒の外と比べるとなんと
常夏の様な室内気温を維持しているお宅があるのです。
そういうお宅はもしかしたらちょっと光熱費に余裕があって、
外が極寒でも我が家は半袖で過ごせますよ!
という環境を維持している事に酔っているんじゃないか(笑)
と、時々思います。
確かに、外の気温がマイナス10℃位で
寒くてどーしようもない中やって来て、
玄関開けたら数秒で常夏!
だったら、ちょっと有難いと思うかも知れません。
しかし、考えてみてください。
このお宅の常夏気温は23℃を設定しているのですが、
外の気温がマイナス10℃だった場合の
気温差を考えてみてほしいのです。
マイナス10℃の世界から突然プラス23℃の世界に来たら、
その差はなんと34℃にもなります。
いきなり34℃差の世界にやって来たら
身体はどんな反応をするでしょうかね?
心臓の弱い人や高血圧の人ならもう確実に、
ちょっと生命に関わりそうな状態になっても
オカシくないと思われます。
また、血流が急激に良くなる事で
別の弊害も起こる可能性があるので、
マイナス10℃の極寒から常夏地帯へ入るのは、
非常に危険なのです。
それに、そんなに外との気温差がある場合、
逆に外に出かける場合も似たような症状が現れる可能性があるので、
出来れば外と家の中の気温差は15℃以内にするのが
ベストと言われているのです。
20℃以上の気温差の場合は、
とにかく血圧が急激に変化しやすいので、
血圧に異常または不安のある方は
室内の暖房の設定温度をあまり上げないほうが
理想かも知れません。
まぁ、光熱費を湯水のように使いたいというなら
それはそれでイイのですが、家族や来訪者の健康を考えるなら
設定温度はあまり上げない方がお勧めです。
寒かったら、厚着をして過ごすのがお勧めです。